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(**々
東宝映画35周年記念映画
東宝映画30周年記念作品『キングコング対ゴジラ』から5年。タイトルに“~逆襲”とあるが、コングとゴジラのリターンマッチでないのは御周知のとおり。で、見どころは御大・中島春雄が満を持して演じたコングに非ずして、2体の“新怪獣”。原始恐竜ゴロザウルス、そして電子怪獣メカニコング。公開当時、日本テレビの子供向けバラエティ『おはようこどもシヨー』で、ゲスト出演したメカニコングが“ガマ親分”の手下を催眠光線で眠らせてたのを覚えている。もう、こういう映像って残ってないンだろうな?オハナシ変わって…本作で主役たる怪獣たちに迫る存在感を見せたといえば、天本英世演ずるドクター・フー。メカニコングを操りエレメントXを狙う国際的陰謀団を率いるとあって、配下も大所帯!普段は小市民役でお馴染みの堺佐千夫や、田崎潤の副官役の桐野洋男、田島義文なんかも総動員。こうしてみると、『モスラ対ゴジラ』の佐原健二しかり、『怪獣大戦争』の土屋嘉男しかり,東宝の役者さんってホント、ワルモノの役を楽しそうに演るなぁ。厳密にいえばワルモノではないが、この前年、宝田明が『ゴジラ エビラ モスラ南海の大決闘』で演じた“金庫破り”も、本作の野村一尉なんかよりもはるかにイキイキしてると思えるのだが…?
た**蔵
ゴロザウルスと東京タワー決戦!
封切り時に見ているが、記憶が改変されて細部を誤解していた。メカニコングはキングコングに対抗してつくられたのでは「ない」。鉱物発掘のために作られたのだ。メカゴジラやメカ大海獣(鬼太郎)とは動機が異なる。人間の役者では、何といってもマダムピラニアの浜美枝とドクターフーの天本英世だ。美しく妖しくカッコいい。特撮映画黄金期の華だ。ピラニアは冷酷な工作員だったはずが、主人公を逃がそうとしたり、鉱石採掘をあっさりあきらめたり、描き方が中途半端だ。美人に極悪人はいないというスタッフの願望か。あと、やはりコングが人間の美女に惚れるのは変だろ。元祖のネタだから、本作を非難しても仕方ないけど。ストーリーはともかく、特撮は傑作シーンの宝庫だ。ゴロザウルスは造形も素晴らしいが、尻尾を使った跳び蹴りが斬新だ。コングとメカニコングの東京タワーの決戦は、サルらしくて見事である。怪獣だけで満足できる一本だ。
大**ト
懐かしい一品
海外ではコマ撮りによる撮影方法が多用されましたが、日本で特撮と言えば、やはり着ぐるみによるアクション撮りではないでしょうか。無論、コマ撮り方法を非難しているわけではありません。こちらの手法も、一本の映画化するためには並みならぬ集中力が要りますし、これもまた映画の芸術の一つでしょう。出演者は、宝田明さんを中心に、浜美枝さん、天本英世さん、といった顔ぶれで、外国人俳優も起用しており、こういった配役が、より国際的な雰囲気を作り上げていると思います。また、初代ウルトラマンの主役でおなじみの黒部進さんも、悪役陣で出演されています。目玉となる着ぐるみやミニチュアによる撮影は、素晴らしいの一言です。人が中に入って演技をすることで、より生物的な表現が可能で、その分、迫力も増します。最初のゴロザウルスとコングの対決なども、躍動感があり迫力もあります。コングの敵となるメカ二コングとの対決も、軽快さと、その中にある力強さがありました。特に東京タワーでの死闘は見物でしょう。中に入っている役者さんも頑張っているのが伺えます。ミニチュアに関しては、大きなもので潜水艦、輸送艦、その他船舶から、ヘリコプター、戦車、ジープ、勿論都市のミニチュアも素晴らしいです。特に東京タワーの再現度も細かいのではないでしょうか。人が乗っても壊れない程度の強度で作られています。ただ、コングが海を泳いで日本まで来れるのかと言う疑問はありましたが、それを差し引いても面白い作品です。
A**ー
メカニコングに興味があって
キングコングよりもメカニコングの登場に興味があって買いました。メカニコングがその性能を発揮するシーンがもっと多いと良かったかな,と感じました。一方,天本英世さんや浜美枝さんが登場するシーンもあり,オールドファンの私としては,十分に楽しませていただきました。
A**ー
宝田明さんがカッコイイ
他のレビュアーの方々が書いておられる通り、面白い、傑作怪獣映画だと思います。浜美枝さんがほんとに美しく、魅力的!そして、宝田明さんの美青年ぶり!誰かに似てるなぁ~と思ったのですが、’80年代頃のカールスモーキー石井さんにそっくり、な気がしました…
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2 months ago
2 months ago