TOAKS(Talks) Solo BP Wood Burning Stove STV-12 12707

軽量で、３つに分かれてスタッキングもしやすいサイズになり、これから出番が増えそうです。とてもシンプルで壊れるところがないので、普通に使ってれば一生使えそうです。熱変形も錆びる事も全くないので。一度の使用で、美しいチタンブルーの焼き色が付き、大変気に入りました。

この手のウッドストーブの本家であるソロストーブと比べると、こちらはより小さい110缶サイズ。110缶より高さがあるのでスタッキングさせるには注意も必要ですが、110缶対応の縦長クッカーなら入る可能性が高いです。スペックには収納ケース分の余裕を持たせてか94×95mmと書かれてますが、実際には直径は太いところで90mmなので110缶と同寸です。ちゃんと合わせて作られています。110缶が入るならとりあえず入るはずです。コンパクトでチタン製ということもあり最軽量クラス。ソロストーブとの最大の違いは3ピース構造で高さがあること。長めの枝も入れやすいです。小さい点は高さでカバーって訳です。ソロストーブと比べた場合はこれらが大きなメリットです。一方で使うのになかなか苦労します。というのも"詰まる"んですよね、こいつ。ソロストーブでは詰まりにくいようにあえて底をスカスカにしてますがこいつはそこまでスカスカではない。なので豪快に火が出て「おぉ〜」となるのも束の間、下手するとすぐ火力が弱くなり「あれ？？」ってなります。なので少しでも長く燃やしたいなら、底が詰まらないようにそれなりの工夫が必要になってきます。太めの枝を底に入れて、中層部より上で火を付けると良いようです。こうすると底の太めの枝はすぐには燃え尽きずに熾火のように長く燃焼してくれます。これが燃え尽きて灰になるまでは給気口を塞がないって訳です。細い薪から積んでいくという普通の焚き火のセオリーとは逆ですね。とはいえやはり燃費が悪くどんどん燃え尽きていくので、長々と火で遊ぶには不向きな道具でしょうか。本質的にストイックな湯沸かし用の道具だと思われます。まあ元々ULハイカー向けですからね。

深型小クッカーにスタッキングしてます。薪を小割りにしないと上手に使えません。

The media could not be loaded.

大変、軽く使い勝手が良い点は素晴らしいです。しかし、実際に使用していくと汚れは目立ちます。仕方のないことではありますが、少し残念です。