Lumped Elements for RF and Microwave Circuits (Artech House Microwave Library (Hardcover))
F**O
設計に関わる人として、かなりのいい教材
高周波の設計って、最近は分布定数回路で設計する手法が一般的になってきましたがこの本は、集中定数回路で設計する方法について詳しく説明されています。例えば、315MHzで動作する90度ハイブリットカップラーを設計する場合、この本では、市販のインダクター、コンデンサーの組み合わせで、それを実現してくれる設計方法を教えてくれます。余談ですが、一般的に集中定数回路で作った場合、回路面積を小さくできる利点があります。(しかし、狭帯域特性になることもありますが、これはトレードオフ関係で理解してください。)英語も理解しやすい表現で、とても読みやすかったです。この本を見て設計手法を学び、実際の製作・評価に関しては市川裕一先生の「高周波回路の設計と製作」を参考にしています。設計と製作評価の二刀流で戦ったほうがいいですね。
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